匂いに関するこぼれ話

匂いについて語り始めると色々な意見が飛び交います。好きな匂い、落ち着く匂い、一日一回は匂いを嗅がないといけないなど、多様な反応が返ってくるので面白い。ただ匂いと呼称されるものが全て良い物とは限りません。このサイトでは人間の生活において切り離せない『匂い』について話をしていこう。

匂いトリビアといえば

匂いに関する話題を取り上げると、正直キリがありません。まず最初に述べたが『ニオイ』と日本語で表現するに当たっても『匂い』だったり『臭い』だったりといった、漢字が違うだけで意味合いが異なる言葉が乱立してる。その他にも『薫り』や『馨り』、『におい』に『臭気』に『馥郁』と、どれがどれなのかと意味を調べる必要がある。面倒くさいことをしてくれたな先人、と思うでしょう。しかし実は英語圏でもニオイを意味する単語かなりあります。

大体有名なところで、

  • aroma(芳香・香り)
  • odour(匂い)
  • fragrance(かぐわしい・香気)
  • flavor(独特の風味)
  • smell(~~のにおいがする)
  • perfume(香水)

といったような単語が挙げられます。日本語の意味も上げてみましたが、こう見るとまだ日本語よりはわかりやすくなっているので優しい。外国人が日本語ほど難しいものはないという意見を耳にすると、何だか申し訳ない気持ちになる。言葉遊びが好きだったからなのかは分からないが、今でも区別するとなったら論議が起こりそうな話題なのは間違いありません。

そんな匂いに関する話題と言えば色々あります。トリビアと言われるような些細な事ですが、知っておいて損はない、豆知識として覚えておけば話のネタになるかも知れないので、有名なところを紹介していこう。

匂いで有名な逸話

平安時代における使い方

日本では香道での芳香を楽しむやり方が嗜みとされました。それが平安時代のこと、またその当時に香りの使い方にはこんな用途もあったのです。それは当時の結婚では男性が足しげに女性の家へと赴く通い婚が定番だった。ただ当時は男女が顔を見合わせて交わるのではなく、女性の家や局などで愛を確かめあっていたのです。実はこの時暗がりでお互いに顔を見ておらず、見ないで帰るのが当時の習わしだった。

それでよく浮気が発生しなかったなと思うでしょう。その理由は男性が妻を見分けるための判別として、女性が身体につけた香りを元にしているからです。これにより女性は自分を男性に覚えてもらい、愛を偲ぶ手段として用いていた。

遊びとしてではなく、秘め事の際に用いられる相手を判別する手段として使用していたのです。愛を確認するために香りを用いる、これは日本だけでなく世界三大美女とまで謳われた方も例外ではなかった。

クレオパトラ、香りで愛しの彼をGET作戦

世界三大美女といえば、楊貴妃と連想する人は多い。ですが個人的にはなんといっても『クレオパトラ』を真っ先に思いつく。理由はないが、ただ印象的に彼女をおいて他にないと考えているからだ。妖艶なクレオパトラと香りがどうして関係しているのかというと、愛しのアントニウスを手に入れるためにと香水を利用していたのです。無論容姿の美しさもありましたが、その姿に見合う香りを自身で演出することにより、より美しさに磨きをかけた。

洗練するためには香りさえも利用する、クレオパトラは亡き夫であるカエサルの次に見定めた男と懇意にしようとしたものの、その願いが叶うことはなかったというから、悲劇的でもある。

マリリン・モンローとシャネルNo.5

匂いに関する話で忘れては行けないのが、マリリン・モンローとシャネルNo.5の話です。正直なところ、筆者はこの記事を書くまでこの話題を知らなかった。なので改めて調べてみると、当時のマスコミに対してモンローさんが寝巻きに何を着ているかという質問に対しての回答だったと初めて知ります。当然ですが、このシャネルNo.5とは香水のことで今でも世界中の女性達が愛するものだ。寝ている際に裸族なのかと、あの艶めかしい豊満な身体に寝るときは全裸と言うのは世の男性にとっては憧れともいうべきでしょう。

そんな彼女が寝る時も香水は欠かさないというキャッチフレーズは、大いに女性たちを盛り上げた。シャネルにすれば万々歳、モンローにしても世に自分の名をしらしめる手段にもなった。知らない人もたまにいるので、話すと関心が寄せられることもあるかもしれません。

匂いとは切っても切り離せない

こうして見てもらえれば分かるように、人は有史初期から匂いと結びついている。それこそ赤い糸で結ばれているんじゃないかと言うレベルでだ。全人類、性別の差、年齢差に関係なく、誰もが意識している点と思うと、話のスケールがどこまでも壮大になります。匂いとも言われ、香りとも呼ばれる、それらを楽しむのは人間だからこそ出来ることかもしれません。

例えば動物、猫を例にすると彼らにとってはただの遊び道具に過ぎません。花の香りを楽しむよりはまだ、またたびの匂いを堪能するほうがいいでしょう。例えば犬、匂いを嗅ぐことは社交辞令同然であり、何かと色々な匂いを探り当てています。そう考えると人間の嗅覚は犬よりも劣っているものの、敏感という点では共通しているのかもしれません。